ばかばかしくも侮れない大学生の一風変わった青春物語!!!「鴨川ホルモー」

こんにちは!シエルです!

今回は万城目学さんのベストセラーである「鴨川ホルモー」を紹介します!

日々の生活に何か面白いことが起きないかなと考えている人はぜひ読んでみてください。もしかしたらあなたも経験するかもしれなかったおかしな青春物語です。

あらすじ

舞台は京都。京都大学に新入生として入学したばかりの安倍が謎のサークル「京大青竜会」に出会うところから物語は始まる。

もらった新歓のビラには何をするサークルかも書かれていない。こんな怪しいサークル誰が入るか!!そう思いながらも一食分の食費を浮かせるために新歓コンパに参加する。

そこで鼻に異常な執着のある安倍にとって、理想的な鼻を持つ早良に出会う。早良に一目惚れをした安倍は未だ謎のサークル「京大青竜会」に入会することを決める。

まるでただのアウトドアサークルのような活動を繰り返しながら伝統的な祭りである祇園祭宵山を迎えた安倍たち新入生たちは、にわかには信じがたいことを聞かされる。

その内容は、京大青竜会は「ホルモー」と呼ばれる競技を行うサークルであり、その競技では鬼を使って戦うのである、、、この内容を誰が信じることができるだろうか。しかし、このころにはもう引き返せないところまで来てしまっていたのだった。

謎の競技「ホルモー」とはいったい何なのか。安倍と早良はいったいどうなっていくのか。そして明かされる「鴨川ホルモー」とはいったい、、、

感想

読み終わった後はとにかく、ばかばかしかったなと思いました(笑)

それでも未知の競技である「ホルモー」を自分の中で思い浮かべるのは楽しく、もしかしたらこんな青春もありかもしれないな、なんて考えてしまいました。ばかばかしくても何かに一生懸命になるのはとてもかっこいいことなんだな~。本だからこそ自分でいろんなことを想像しないといけないところはこの作品の醍醐味かもしれないですね。

もちろん想像力を必要とするばかりではなく、青春にとって欠かせない恋愛もこの物語のカギを握る大事な要素になってきて、ドキドキするシーンもちらほら。主人公である安倍の鼻に惹かれるという点は全く理解できませんでしたが(笑)

読後にはすっきり感も感じられました!実はすべてがつながっている、、、なんてこともあるかもしれませんね!

まとめ

大学生たちの馬鹿げた青春物語「鴨川ホルモー」。毎日の生活に疲れている人や一風変わった物語を読みたいという人にはおすすめの一作です。

自分の想像力を駆使して、謎の競技「ホルモー」の世界に飛び込みましょう!

おすすめ度:☆3.8

これからも僕が読んだ作品や観た映画、日常の体験などを書いていこうと思っているので、ぜひまた見に来てください!それでは、また!!

日記小説,,読書

Posted by she_llfish