私には親が5人いる。全員が私にとってかけがえのない家族。そのバトンを繋ぐとき、本当の幸せに気づく。『そして、バトンは渡された』

こんにちは!シエルです!!

今日紹介するのは、浅尾まいこさんの作品である『そして、バトンは渡された』です!

あらすじ

これまでに5人の親がいた優子は、現在のお父さんとなった森宮さんと2人で暮らしている。

親が何回も変わっているというだけで特別苦労はしていないし、つらいこともない。周りから大変でしょうと言われるたびに優子はそう感じていた。

とはいえ優子は知らず知らずのうちに「家族」に対して、多くのものごとに対して1歩下がって冷めた考えを持ってしまっていた。

それでも、愛情を深く注いでくれる森宮さんと暮らし、周りの人たちとの関わりを経て、優子の心境にも変化が起きる。

そして、バトンが渡されるとき、本当の幸せを知ることとなる。

感想

はい、もう泣きに泣きましたね(笑)しっかり映画も観に行きました。

家族って存在の尊さを認識させてくれました。

これまで家族について意識したことはなかったけど、それは幸せな証拠で当たり前ではない愛情を注がれているんだということを強く実感しました!

自分も誰かにとってそんな存在になってあげられるのか、不安だけど期待が勝っています。

とにかく森宮さんがハイスペックなのに不器用で、でもそれが逆に優子のためになっていたりしてなんて歪で理想的な関係なんだろうと思いました!

優子の人生を通して自分の周りの環境のありがたさに気付くことができる、そんな本でした!

まとめ

瀬尾まいこさんの作品で2019年の本屋大賞にも選ばれた『そして、バトンは渡された』

こんな寒い1日に心の底から温まるおすすめの一冊です。

おすすめ度:☆4.5

これからも本や映画の紹介をしていくので、見に来てくれるとありがたいです!

それでは、また!!