いつだって誰よりもまっすぐで必死に生きる子供たちの生き様を見よ『逆ソクラテス』
こんにちは!シエルです!!
今日紹介するのは、伊坂幸太郎が書いた小説『逆ソクラテス』です!

あらすじ
「大人たちの先入観をぶっ壊せ」
カンニングから始まるその作戦で大人たちに一泡吹かせてやりたい。
自らの行いを悔いて、いじめっ子にいじめをやめさせたい。
人を見かけで判断するな、と教えられて身をもってそれを体験することとなる。
その日の後悔を果たすときがついに来た。
正直者になるために、勇気をもって行動する。
少年たちのたった一部分、それでも人生の深く濃い一部分が集められた短編集。
感想
ずっと読みたかった本でとても楽しみにしながら読んでいきました。
入ってきやすい内容や書かれ方ですらすらと読むことができましたね。
ただ、短編集だと知らなかったのでもう少し長く、その物語の先まで求めてしまいます。そこは自分の想像力で補っていくのが短編集の楽しみ方なのかもしれません。
個人的には表題にもなっている「逆ソクラテス」と、「アンチスポーツマンライク」が好きでしたね。
どうしてもスポーツ関連に少し弱いところがあって困ってしまいます。
少年の目線から見た小さい世界で、それでもその頃は世界のすべてだったことを思い返して、懐かしい気持ちとすごいなという驚きのある物語でした。
まとめ
伊坂幸太郎の新作である『逆ソクラテス』
短編集で読みやすいので、読書をこれから始める人にもおすすめの1冊です。
オススメ度:☆3.9
これからも本や映画の紹介をしていくので、見に来てくださるとありがたいです!
それでは、また!!