衝撃のラストにだれもが驚愕する。容疑者は、湿地に住む孤独な少女。『ザリガニの鳴くところ』

こんにちは!シエルです!!

今日は本屋大賞にも選ばれ、11月中旬に映画公開も決まっているディーリア・オーエンズの作品である『ザリガニの鳴くところ』を紹介します!

あらすじ

アメリカのノース・カロライナの湿地に住む少女カイア。

人の寄り付かない湿地で孤独に暮らす彼女のことを、村の人々は”湿地の少女”と呼んでいた。

その村で歴代最高のクォーター・バックであったチェイスが不可解な死を遂げる。

偏見にさらされ続けたカイアがチェイスを殺したのではないかと、たちまち村で噂になっていく。

ここから”湿地の少女”カイアを中心として物語は驚きの結末へと向かっていくこととなる。

感想

洋書には慣れていないこともあって初めは設定に入り込みにくい上に、500ページもあったことからページをめくる手が重く、進みが悪い1冊となってしまいました。

状況の把握ができてからはイメージも明確になっていってずっとおもしろく読むことができました。

ただ、これで終わってしまうなら予想もできるし本屋大賞のインパクトはないなと思ってしまったその時、まさかの結末。

予想もしない伏線回収で、思わずもう1度初めからページをペラペラとめくってしまいました。

これは男も女も読むべき物語だという感想を見かけましたが、まさにその通りです。

自然に反しない本能の中で、自分はどれだけの理性を、愛を表現できているのかを考えさせられます。

まとめ

本屋大賞にもなった珠玉のミステリー作品『ザリガニの鳴くところ』

映画でも公開されるので、小説では少し重いという方はそちらを観に行ってみてください。

オススメ度:☆4.6

これからもおすすめの本や映画を紹介していくので、見に来てくれるとありがたいです!

それでは、また!!