1週間に1日しか生きられないなら、あなたは何をして過ごしますか?『水曜日が消えた』
こんにちは!シエルです!!
今日紹介するのは、吉野耕平監督の作品で、中村倫也さんが主演の映画『水曜日が消えた』です!

1週間のうち自分に与えられた時間はたったの1日だけ。自分ならどうするだろうか、そんな視点で観てみるのも面白いと思います!
1週間で1日しか生活できないということは、その人の周りの人も1週間で1日しかその人に会えないということ。そんな周りの人視点でこの作品を観てみるのもいいですね!
あらすじ
幼いころにあった交通事故の影響で幼いころの記憶があいまいな僕の中には7つの人格が存在している。
この作品の主人公は、そんな7つの人格のうちの「火曜日」の僕。
「火曜日」は病院にも行けないし、図書館も閉まっているし、「月曜日」は迷惑をかけてくるし、とにかく1週間のうちで1番地味な曜日である。
友達はいつも家を訪れてくれる一ノ瀬だけ。地味な毎日だけど仕方ないか、、、
そんな「火曜日」が目を覚ますと、その日は水曜日だった。
初めは驚いていたもののだんだんと興奮が抑えきれなくなる。そうだ、図書館に行ってみよう!そう思い立って「火曜日」は初めて図書館を訪れる。
そして、そこで出会った「水曜日」の知り合いである図書館のお姉さんに恋をする。あと少しだけ「水曜日」が消えたことはみんなに黙っておこう。1週間に2日生きれるようになった「火曜日」はそのことをみんなに秘密にすることを決める。
しかし、「火曜日」の体に異変が起こってしまう。これはなにかまずいかもしれない、、、
消えた「水曜日」はどこにいってしまったのか。図書館で起きた恋はどうなってしまうのか。
「火曜日」の視点から、「1人の人間」について描かれた物語。
感想
見た後は様々に張り巡らされていた伏線なども回収することができてすっきりしました!
自分の中で考えながら観ていたはずなのに、「え?え?えー?」となるシーンもあっておもしろかったです!
7つも人格を持っていると、同じ人間とは思えないほどそれぞれが個性を持っていて、それぞれの生活があって、それぞれの趣味があって、それぞれの知り合いがいて。これは大変だな、、と思いました。
さらに周りの人も1週間に1日しかその人に会えないというのも切ないですよね。恋人がこの状態だと考えると、、、
出てくる登場人物のそれぞれの心情を考えながら観ることで、より楽しみながら観ることができると思います!
まとめ
ぜひ頭を使いながら観て、いろんなことを想像してほしいです!
みんな、幸せになれよ。
おすすめ度:☆3.8
これからも本や映画の紹介をしていくので、見に来てくれるとありがたいです!
それでは、また!!