終わりのない短編小説。あなたならどんな結末を創りますか?『物語のおわり』
こんにちは!シエルです!!
今日は湊かなえさんの『物語のおわり』を紹介します!

北海道に訪れた人々の人生を考えるワンシーンが描かれた小説です。
人の数だけ答えはあって、どの答えも決して正しくも間違ってもいない、そんな人生の難しさや楽しさを教えてくれます。
湊かなえ作品が好きな人や、小説をこれから読み始めたい人にもおすすめです!
あらすじ
ここにひとつの物語がある。
しかし、この物語には結末がない。
ハッピーエンドなのか、バッドエンドなのか、それすらも全くわからない。
その物語の結末は読み手に想像させるということなのだろうか。
そんな終わりのない物語を、北海道に訪れた人生に悩む人々が読んだとき、彼らはどのような結末を創るのか。
ひとつの物語をめぐって、多くの人の人生を考える物語。
あなたならこの物語にどんな結末を創りますか?
感想
たったひとつの物語。それでも人に与えるものは全く違う。
自分ならこの物語にどんな結末を与えたいだろうと想像をしながら読むことのできる作品でした!
自分の今の状況やこれまでの経験が違えば、同じものを観ても全く違う感じ方をするものだと教えてくれるような作品でした。
自然豊かで壮大な北海道が舞台となっていて、まるで壮大な景色が目の前に浮かぶような楽しみ方もでき、僕も北海道に行きたくなりました!
人生に迷ったら北海道に行ってみようかな~
まとめ
結末のないひとつの物語をめぐった作品である『物語のおわり』
あなたなりの結末を考えながら楽しんでほしいです!
おすすめ度:☆3.8
これからも本や映画の紹介をするので、見に来てくれるとありがたいです!
それでは、また!!