20年後の自分から届いた手紙。待ち受ける未来に、希望の光は存在しているのか。『未来』

こんにちは!シエルです!!

今日紹介するのは、湊かなえさんの作品である『未来』です!

湊かなえさんの代表作と言われる『告白』から10年たち、新たな代表作と言われる『未来』

湊かなえさんの長編ミステリーに身を任せて、思いのままに楽しんでみてください!

あらすじ

10歳の章子のもとに届いた1通の手紙。それは30歳の自分からの手紙だった。大好きだった父を亡くした直後に届いた手紙によって章子は生きる希望を見出していく。

生きる希望を失った子供たちを待ち受ける未来とは。

湊かなえの代表作と言われた『告白』から10年。新たな代表作の誕生。

感想

全体を通して、やっぱり湊かなえさんだなと(笑)

読後の納得感やすべてがつながる展開の構成、伏線の回収などすべてのレベルが高くて、小説としてとても面白かったです!

約500ページと少し重めで、途中までは「この章長いな、、、」なんてことも思ってしまったりしましたが、その分そこからの畳みかけ方は圧巻でした!

どんどんと急展開で進展していって先が気になりましたね!

後半に進むにつれて明らかになる真実や解決していく謎は読みながら想像していたものとは全く違っていて、四見終えた後は爽快感すら感じました。

これを想像できた人はすごい、、、

数人の視点から物語は語られていきますが、語られなかったほかの人の視点からの物語も読んでみたくなりましたね。これもまた湊かなえさんらしいです。

見えないけれど、確かに存在する生きる希望も失ってしまった人々のことを想像せずにはいられませんでした。

まとめ

湊かなえさんの新しい代表作となる『未来』

長編ミステリーの世界に身を委ねたい方は是非読んでみてほしいと思います!

おすすめ度:☆4.0

これからも本や映画の紹介をしていくので、見に来てくれるとありがたいです!

それでは、また!!